思い出に残る仕事納め。
こんにちは、弟です。
当社では昨日が仕事納めでした。
機械の手入れや大掃除をして慌ただしくしている中、隣の材木屋さんが新聞を持ってやってきました。
「この記事、あんたのことだろ」と言われたので言われた箇所を見てみました。
すると、今年の8月に取材をしていただいた記者の方の名前が載っており、見出しに「頼もしい20代の仏壇職人」とありました。
文を読んでみるとそこには、恐縮ながら私への感謝の気持ちと記者としての決意が書いてありました。
あらゆる需要がある中で、貴重な枠を使って記事を載せてくれたこと深く感謝致します。
文の最後に「黙々と伝統を受け継いでいく人たちの姿を少しでも応援したい。」そう綴られていました。
それは私の願いでもあります。
日本におけるものづくりは衰退の一途をたどっていると聞きます。
新潟も例外ではありません。
しかしそれに反比例して、私達を含め若手の職人達の志は高くなっていると実感しています。
自らの決意に迷わず、気持ちよく2010年の仕事納めをできたことを嬉しく思います。
そんな思い出に残る出来事があったので日記に記してみました。
阿部仏壇製作所 http://www.ab.auone-net.jp/~abe-bu/index.htm
KOUGI 木の手作り雑貨 http://kougi.cart.fc2.com/
2010年12月27日 新潟日報(夕刊)より