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ものづくり日和 【KOUGI made by 阿部仏壇製作所】

晴れの日雨の日。 カタチあるものないもの。 『日々ものづくり』の精神で綴る悠々日記。
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寺院の掃除。


こんばんは、弟です。
本日は寺院の清掃でした。
新発田の託明寺様です。
私が当社に入社して一年目の頃に携わった大きなお仕事でした。
苦労した思い出を兄と語りながらの作業となりました(^-^)
当時のビフォーアフターの写真がありますので、ご興味のある方はご覧ください。
寺院の修繕→http://www.ab.auone-net.jp/~abe-bu/jiin_1.html

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KOUGI SHOP

寺院の高欄、取り付け終了。


こんばんは、弟です。
本日は快晴の元、私共が任された高欄の部分が完成致しました。
ベテラン大工の方々にご迷惑をおかけしながらも、なんとか完了です。
また1つ経験を積ませて頂きました。
明日からも一歩ずつ、がんばります。

高欄の取り付け、1日目。

こんばんは、弟です。

本当に最近は寒くなりましたね。
外仕事の初日は良いお天気に恵まれました。
新しい部分を取り付けると、古い部分との差が大きくなって全部直したくなってしまうかも知れませんね。
慣れない現場作業で、工務店の先輩方にもたくさんご迷惑を掛けてしまいましたが、なんとか大きなケガもなく無事に取り付けることができました。

後は微調整をしたり金具を打ったりと来週からも作業が続きますが、とりあえず大物が終わって一安心しております。
2日目の今日が雨になってしまったので、来週に持ち越すのが心残りですが、最後まで責任をもってやり遂げようと思います。


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KOUGI 木の手作り雑貨 http://kougi.cart.fc2.com/


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大きな土台をのせて、束を一つ一つホゾで組んでいきます。

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最後に手すりを置きます。
古い部分との連結させるのがとても困難でした。
昔の職人さんの手仕事にいつも感心させられます。

寺院の高欄、取り付け前夜。

こんばんは、弟です。

明日から2日間に渡って大きな部材を取り付けに入ります。
メインは明後日なので、明日は半日のみ外作業になります。
今回は古い部分と新しい部分の結合だったので、つじつまを合わせるのがとても大変でした。
小さいものなら簡単な構造も、大きくなると加工が難しくなり焦りを感じた部分もありました。

なんにせよ、ケガなど無いように、そしてお寺様とその檀家さんたちに喜んで頂けるようにがんばります。
大変お待たせしているお仕事がある中で心苦しいですが、今日は早めに休んで早朝から動きます。
では、失礼いたします。

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手すりの部分です。

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手すりを支える束の部分です。
古物に合わせるため、寸法を出すのにとても苦労しました。

ものづくり日和 2015/10/26


寺院の欄干製作、大詰めです。
師匠に手すりを丸めてもらいました。
青森ヒバの甘い香りが工場を包みました。
明日も抜かりなく、慎重に作業します。

弟より

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ものづくり日和 2015/10/25


寺院の仕事はとにかく部材が大きいのでとても苦労します。
大工さんの軽快な動きには本当に毎回、感心してしまいます。
写真の手すり、明日には丸くなっている予定です。
後半戦も抜かりなくがんばります。

弟より

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ものづくり日和 2015/10/15


お寺の欄干修復作業の続きです。


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撞木の取り外し。

こんばんは、弟です。

今日は出たり入ったり、慌ただしい一日でした。
雑貨をお取り扱いしてくださっている『新潟ふるさと村アピール館』にも打ち合わせで伺い、充実できました。
後半は桐タンスの修理を仕上げていましたが、今度写真をアップしようと思います。

さて、今日の写真は寺院で使う『撞木(しゅもく)』です。
みなさんご存じの鐘突き棒です。

修理を依頼されたのですが、修理に関しては完全に外注です。
兄と二人で取り外し作業をしました。
海が近く金属がサビやすい地域なので、修繕後は強固に取り付けられるようにします。

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金具は錆び、だいぶ傷んでいます。

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掛け金具もボロボロで、もっと強い物に交換しないといけません。
危ないところでした。

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4点で吊します。

寺院の本堂を清掃しました。(1日コース)

こんばんは、弟です。

今日は朝から晩まで、兄と寺院の清掃に付きっきりでした。
一日中体を動かしたのは久しぶりです。
いい汗をかいて充実感でいっぱいです。

仏壇掃除は今や盆正月の恒例の仕事になってきましたが、徐々に寺院の清掃や修繕にも本格的に力を入れていきたいと思っています。
資料としても写真を撮りたいと思い、何枚か撮影したのでアップさせて頂きます。

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『私共にお任せください』という感じです。

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高所の作業もなんのその。

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本宮殿の高欄を拭き掃除しています。

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垂れたロウなどもサクサク削ってゆきます。

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本体も丁寧に拭き掃除。

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真鍮仏具はお手製の洗浄液に浸して、まずは表面の汚れを落とします。

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乾燥後、指が反射するくらいまで磨きます。

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しつこい汚れの場合は研磨剤で強めに磨きます。
ちょうどビフォーアフターのような写真になりました。

提灯、収納箱。

こんばんは、弟です。

今日は朝から薄暗く、今も強い風が吹いています。
外が暗いと何かと見え辛いので木地の仕事が少し面倒になります。
明日は少し穏やかになってくれると良いのですが。

さて、今日はお寺で使う提灯の収納箱を作りました。
これはサービスでお付けするものなので、材料は選べなかったのですが、長持ちするよう頑丈に作りました。
大きな提灯なので大変でしたが、ちょうど完成したのでアップします。

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提灯を一対、収納できます。

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このように、中に内蓋を付けて二重構造にしました。

寺院の修繕、終結。

こんばんは、弟です。

これまで連続して寺院の修繕の模様をアップしましたが、今日は修繕後の落慶法要を中心にアップしようと思います。
今見ても、感慨深い気持ちになります。
30前後の若造たちが良くここまでやったと、今冷静に思い返しても信じられないくらいです。

人は必死になると、できないと思っていたことができるのかもしれません。

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修繕後。

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落慶法要、準備完了。

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内陣。

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余間壇。

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準備完了後、兄とポンさんと友人を撮影。

寺院の修繕、その他。

こんばんは、弟です。

今日は塗りのお手伝いや、木地にてんてこ舞いでした。
そんな中、懐かしい父親のお知り合いが来てくださいました。
仏前にと、父の大好物だった『さわ山』というお店の大福をいただきました。
お話しさせていただいて、ほっと一息つけました。
この方は器用な方で、当社の木地を手伝ってくれた時期もあるのです。
同年代こそはいませんが、多くの先輩に恵まれ、父亡き今もこうして時々顔を出してくれるのは本当にありがたいことです。

さて、これまで寺院の修繕の代表的な例をアップしてきましたが、今日は仏具など細かな作品をアップしようと思います。

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華瓶机。

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山門額。

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輪台。

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経机。

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撞木。

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花台。

寺院の修繕、金具。

こんばんは、弟です。

休み明けの仕事はなかなか体に応えます。
皆さんも同じでしょうか。
しかしながら朝から木と格闘し、進めることができました。

それにしても本当に寒いですね、特に朝は。
体が思うように動きません。
兄に言うと「気合いだ!」と返ってきます。
なぜか木地師の私より、塗り師の兄のほうが体格が良いので、説得力があります。
今年の冬は寒さに負けずたくさん体を動かして、がたいを良くしようと思います。

さて今日は金具の写真をアップします。

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修繕前。

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修繕後、迎門柱金具。

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敷居金具。

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釘隠。

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須弥壇の金具。

寺院の修繕、真鍮仏具。

こんばんは、弟です。

今日はお客様との予定があったので、少し時間が押しましたが無事に今日のノルマを終えました。
師匠がいる日は緊張し、いなければいないで不安があり、なかなか複雑です。
しかし一つ一つ、ものづくりの醍醐味を感じている気がします。
明日も新鮮な一日を迎えるはずです。

さて、今日は真鍮仏具の中でもリントウヨウラクの写真をアップします。

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修繕前。

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修繕後。

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開山厨子のリントウヨウラク。

寺院の修繕、欄間。

こんにちは、弟です。

今日は朝から雨模様。
しっとりとお仕事頑張りました。
兄の金箔置きの手伝いをしていましたが、たまには気分も変わって良いものです。
木地と塗りは技術はもちろんですが、精神的にもだいぶ違います。
うちのように小さい会社は、本職以外にも最低限の知識がなければいけません。
社員がそれぞれの職全てに関われるのは、当社の強みだと感じました。

さて、今日は欄間の修繕前後の写真をアップします。

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修繕前、前欄間。

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修繕前、長欄間。

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修繕後。
全て解体し、木地直し・塗り直し・金箔や金具も全てし直しました。
両端には唐草の彫刻をあしらいました。

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長欄間も同様に直し、寺紋の彫刻をあしらいました。

寺院の修繕、巻障子。

こんばんは、弟です。

今日は昨日と打って変わって、朝から晴天でした。
台風が雨雲を吹き飛ばしたのでしょうか。
日中少し雨がパラつきましたが、夕方まで気持ちよく仕事することができました。
気温が寒かったので窓を閉めていたため、いつも以上に木の粉塵を浴びてしまいました。
早くお風呂に入って洗い流したいです。

さて今日は巻障子の修繕前後の写真をアップします。

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修繕前。

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修繕後。

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以前はなかった太鼓と閂(かんぬき)も新調しました。

寺院の修繕、開山厨子・御代前。

こんばんは、弟です。

台風18号。 新潟はピークを越え、やや風が収まってきたようです。
それにしてもすごい雨風です、そして朝からだいぶ冷え込みました。
まだまだ警戒が必要なので、外出の際は充分お気を付けてください。

今日は開山厨子と御代前の修繕をアップします。

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修繕前。

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開山厨子、修繕後。
仏具や金具も修繕と新調をしました。

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御代前、修繕後。

寺院の修繕、祖師前・御代前・余間壇。

こんばんは、弟です。

今日は朝から肌寒く、作業の半ばまで少しかじかんでしまいました。
冬場以外は木の粉塵を流すため窓を全開にするので、尚更のことです。

そんな中、20代の屋根の木地が完成したのですが、今は寺院の修繕を続けてアップしているので、また後日アップします。

今日は『壇』です。
内陣の奥は一段上がっており、格子や唐草等をあしらいます。
今回は全て新調で、デザインから一貫して全て当社で製作したので思い入れがあります。
ですので、写真をたくさんアップしたいと思います。

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修繕前、余間壇。

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修繕後、余間壇。

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修繕後、御代前。

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ズーム。

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全て手書きから起こしたオリジナルの線です。
自己満足の世界ですみません。。

寺院の修繕、登高座。

こんばんは、弟です。

今日は念願叶って、歯医者の治療が一つ終わりました。
寺院の修繕と展示で3年間放っておいた虫歯がやっと治りました。
嬉しい、これでストレスなく生活できます。

さて、今週は寺院の修繕の写真をアップしていきます。
きちんとまとめて本家HPにアップするまで、当ブログに載せようと思います。
今日は登高座です。

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修繕前。

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修繕後。
外見では分かりませんが、割れや狂いがひどかったので木地もだいぶ直しました。
おかげで長持ちさせる木地のコツをまた一つ勉強できました。

寺院の修繕、本空殿。

こんばんは、弟です。

今日はお洗濯させていただいているお客様が工場を見に来てくださいました。
なかなか見る機会のない製作現場を見て大変喜んでいただきました。
営業のみの社員がおらず、作り手がお客様と接する当社のスタイルは、お客様に安心していただく意味で良いことだと改めて思いました。
実際に見たり触ったりできる環境は、将来的にものづくりに関心を集めていただく重要な要素と考えます。
ものづくり新潟がもっと根付くように、一つ一つ積み重ねていきます。

さて、今日も寺院の修繕の続きです。
本空殿の修繕前と後です。

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修繕前。

091005_honkuuden2
修繕後。
3年がかりだったので撮影するカメラが違うため、極端に色が違って見えます。
ですが実際にも見違えるほど美しくしました。
修繕の中で一番手間と時間がかかった箇所です。

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