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ものづくり日和 【KOUGI made by 阿部仏壇製作所】

晴れの日雨の日。 カタチあるものないもの。 『日々ものづくり』の精神で綴る悠々日記。
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小規模ブランディングに費やす時間

ここのところシンプルなお仏壇ご相談や製作など、お仏壇関連のお問い合わせが増えてきました。
2011年にKOUGIを立ち上げて以来、芯はブレていませんが少しずつ形を変えながらやって参りました。

当初、小規模なブランドの立ち位置が固まるのは10年が目安と思っていました。
憶測も込みだったのですが、おおよそその通りになりました。
2011年、起ち上げの頃に私が学んだこと、それは一人の力は人の2.5倍働いてもとても微力だということです。
近いマインドの人と一緒に進まないといけない。
惜しい人は多くいました、でも自分の分身はできません。
それに関しては今も変わりません。

だからここで必要になるのは、『ある程度アキラメル』ということです。
一言で言えば妥協です。
しかし妥協をしてばかりではありません。
未来には舵取りをし、正しい方向に持っていくプランが必要です。
その前に前提としてあるのは、無駄なことなどないということ、言い換えれば無駄かどうかは少し未来の自身が導くことで決まるということです。

他者に対する頭ごなしの否定はとても危険です。 なぜなら他者に対するリスペクトを根こそぎ奪ってしまうからです。
私より優れている箇所を認めるべきです。
漢字で言えば分析能力でしょうか。

私を含め皆、得手不得手があり皆尖っていて素晴らしいです。
そのほうが面白いです。

自身のブランドを作りたい皆さん、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
ブランド作りは地位や名声だけではとても創れません、財力が無いなら尚更です。
『認めること』『許すこと』『舵をとること』怠ってはいけない三原則だと思っています。

この約5年間で弊社『お名前積み木』は約2万セットの販売を致しました。
すべてに理由があり、また、理由不明な幸運もあるかもしれません。

他者の真似をせず、サービス第一に悩んだ結果とも言えるかもしれません。
今では贅沢にも真似をされる存在にまでなっています。

語れば長くなるので割愛しますが、本当に『みんなのおかげ』です。
一緒に成長してくれてありがとう。
それに尽きますね。

今日の独り言は『日々の喜び』についてでした。
うちの我が子もまだ2歳と9か月、私もあまり変わらない甘ちゃんです。
今月は仏壇のお仕事目白押し、暑さに負けそうですが明日もステキなものづくり日和になりますように。

吉田 達洋


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阿部仏壇製作所 http://kougi-butsudan.com

【 おなまえ積み木 ネットショップ 】

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Creema https://www.creema.jp/c/KOUGI

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新年度51期が始まりました。

おはようございます。
新年度が始まり3週間ほど経ってしまいました。
長くやっている会社ですので、様々なブラッシュアップや建物に関しては修繕やリフォームなど前年度は少しコマを進められたように思います。
人員に関しては役員を含め10名になり、新しい体制の中で作業の分担や共有など現状では透明度が高く皆、周囲を見ながら行動できていると思っております。
それでいても見落としてしまうことや間違いがありますので、初めから気をつけて意識をしていかないといけませんね。

今期の目標の一つでもありますが一人一人の仕事の質を向上させることです。
同じ仕事を繰り返しても質は下がる一方ですので、各々が各自の判断でやるべき仕事を選べるようにできることの範囲を拡大し、結果質を向上させることに繋げていきたいと思います。

成長すると方向が乱れがちですので、私は軌道修正をしながら細かな改善に気付いていけるように心がけようと思います。
ものづくりの日々は会社づくり、人づくりにつながります。
私の小さな頭では限界がありますが、うまく舵取りをしより良い製品、より良い職場を作っていきたいと思います。

何も考えずに書き進めましたが今期の抱負のような内容になりました。
今日はヒノキ材の木取りを中心に、今後のあんなことやこんなことをイメージしながら作業したいと思います。

新潟は曇り空のものづくり日和。
さて、がんばります。

吉田 達洋

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ヒノキ材の木取り。

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亡き父の遺言

こんばんは、達洋です。

これまで祖母の言葉を綴る事は多くありました。
例えば『自分がされて嫌なことを他人にしてはいけない』などですね。
笑ってしまうくらい簡単な内容ですが商売の基本だと今も思っています。

父を亡くして10年以上経ちますが、これまでもキャリア教育等で伝えていた父の言葉はあります。
それは、近い人を大切にすること。
現在のネットワーク環境は誰にでも容易になり、匿名で好き勝手言える状況にあります。
遠い誰かに批判を伝えても大きく環境は変わりません。
たぶん虚しくなります。

本題に戻りますが父が教えてくれたことは『人を嫌いになってはいけない』という事です。
先に言いますが父は単純な性格でしたので誰かの受け売りだと思います。

それでも、これには真実味があり、なぜなら私も人だからです。
自分を愛せない人が他人を大切にできるでしょうか。
私は難しいと思います。

これは自分は楽をして他人様に苦労を強いることではありません。
他人様以上に努力をして背中を見てもらい、それに応える自身の価値や能力、尊さに気付いてもらいたいのです。

消えるのは簡単です。
だけれど、ありがとうの一言で満たされる命もあります。
私は企業という媒体を通じてそれを伝えることが使命だと思っています。

私は谷川俊太郎さんという詩人が、幼い頃から好きです。
是非作品のどれかをご一読ください。
人がいかに儚くそれ以上に尊いかを、ゆっくりとおしえてくれます。



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ありがとうを途絶えることなく繋げる。

こんばんは、達洋です。

私は夢のような事を思っているのかも知れませんが、夢で終わらせたくないという本心があります。
それは、純粋無垢な感謝を繋げて広げながら商売を続け、地味に地道に生活を続けることです。

2021年の少し古いデータになりますが、新生児の200人に1人が弊社KOUGIの積み木を持っている計算になります。
超が付く零細企業がここまでに達したことは一つの壁を越えたという達成感があります。

私が信じている思想を貫き、お客様がそれに応えてくれていること。
わざとらしいことは嫌いなので真正面から向き合いこれに至った経緯は感慨深いものがありますし、嬉しいです。
お年寄りも幼い子も、幸せを感じる方々の手助けができることがモチベーションになっています。

日々の感謝の声が絶えず、だからこそ日々を「ものづくり日和」にすることが出来ています。

吉田達洋

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弊社KOUGIの積み木で遊び笑顔を見せる我が子。
感謝の連鎖があるから、だから辞められないんですよね。

「ありがとう」をテーマにする理由。

こんばんは、達洋です。

元首相が亡くなってから新興宗教に関する否定的な話題が多くメディアに上がるようになりましたね。
ピックアップされているそれだけではなく、類似した物はずっとあります。
誰かのためになる。世界を救うなど、大きなことを掲げて弱った人を取り込みます。
一部分に関して需要と供給が成り立ってしまっているから厄介ですね。

先に言うと私は無神論者です。
仏壇を作りますが、信仰は家族や大切な人以外にありません。
製作者として必要とするお客様に応えるのがお仕事ですので、お客さまの熱量以外は見ません。
私は大切な人がいるだけ恵まれていると思っています。

さて、本題に戻りますが私が学生さん達にお話をする時に必ず締めにつかう言葉があります。
それは『近くにいる人を大切にしてください。』という物です。

若い子達はこれから多くの経験をする中で、様々な刺激や誘惑を受けます。
道を逸れたり無謀な挑戦をしたり、そんな貴重な経験はするべきですし、大切なことです。
ただ、どんなことがあっても忘れてはいけないのは近くにいる人への感謝です。

家族や友人、血がつながっていなくても構いません。 席が隣の人、朝に挨拶をした近所の人でもいいです。
大概の人は大きなことはできません。少し大きなこと。少しかっこいいことはできるかもしれません。
もしくはそれを継続することで大きくなったり注目を浴びることはあるかも知れませんが、そんなに甘くはないです。

だから弊社の理念は「木のものづくりを通じて感謝の思いをつなげる」にしています。
どこに行っても原点回帰できるように、身近な人へのありがとうの気持ちを忘れずに。 そして大切な人が悲しんでいたら自分が自分のために間違ったことをしているのではないかと疑えるように。 若い人たちにそれを感じてもらいたいと思っています。

私も小さな存在の1人ですが、この会社を続ける身としてお客様が感謝の思いをつなげるお手伝いをしていけたら幸いと思っています。

吉田 達洋

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フライングしてむしゃむしゃ。
自分の子には当然、あいさつやありがとうを忘れずに育ってほしいと方針を固めています。
トットからは一緒にいてくれてありがとうの料理をプレゼント。

手間の解像度。

こんばんは、達洋です。

毎日私を初め9人でものづくりという労働をしています。
作る人の思考や手の動き、未来のことを想像しながらものづくりをしています。
どんなに忙しくても作る人への配慮は最優先にしています。

便利な世になり簡単に手に入るからこそ、それを軽視してはいけないと思っています。
簡単に見えるものは簡単ではない。
我々のことはさておき、衣食住に関わる全ての職業によって生まれる物はお金で買えますが、逆に言えば不器用な人はお金を払うことしかできません。
お金を払う程度で手間をかけてもらえる有り難さ、謙虚さを忘れてはいけません。

今現状で日本にいる一定数の労働者は嫌な人にはお金をもらっても努力したいとは思わないでしょう。
感謝をつなげる。
気にかける、配慮する、期待に応える。

小さな1人が出来ることは正に小さいですが、小さい力が大切な命や日々の生活を支えているのは紛れもない事実です。
便利さに比例して見えづらい物事を見る視力の解像度も上げていきたいものです。

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全体で見ると簡単ですが詳細に見ると一つ一つに思慮や労力がかかっています。

やりたいかやりたくないのか、それのみ。

こんばんは、達洋です。

できない、できる。
やりたい、やりたくない。

ここまではわかります。

可能かどうかは全く問題ではなく
大切なのは
やるかやらないか
のるかそるか
生きるか死ぬか

それが極論です

その意向によって結論とは違っていても結果が大きく変わることは多くあります。
生死は言い過ぎかもしれません。私特有の感情だったのかもしれません。
今は幼い子がいるので考えは変わりました。

一つ言えることは、やらなければ何も変わらないということです。
あらがう、もがく、立ち向かう。
それを無くして前に進める生き方などあるのでしょうか。

私は、前に進みたい、少しずつでも。

だから戦います。
戦えている内が幸せですね。
病気やケガで戦えなくなったら残念ですが、戦える術を探します。
戦うつもりが無いのなら、戦場に立ってはいけません。

最も小さな零細企業の存在が小さな存在に全力で応えているのですから。

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大してアンパンマンに興味無かったくせにショーが始ったら集中。
極限に眠くて泣き叫んでいたくせに集中。
かわいい存在です。

手間の解像度。

こんばんは、達洋です。

毎日私を初め9人でものづくりという労働をしています。
作る人の思考や手の動き、未来のことを想像しながらものづくりをしています。
どんなに忙しくても作る人への配慮は最優先にしています。

便利な世になり簡単に手に入るからこそ、それを軽視してはいけないと思っています。
簡単に見えるものは簡単ではない。
我々のことはさておき、衣食住に関わる全ての職業によって生まれる物はお金で買えますが、逆に言えば不器用な人はお金を払うことしかできません。
お金を払う程度で手間をかけてもらえる有り難さ、謙虚さを忘れてはいけません。

今現状で日本にいる一定数の労働者は嫌な人にはお金をもらっても努力したいとは思わないでしょう。
感謝をつなげる。
気にかける、配慮する、期待に応える。

小さな1人が出来ることは正に小さいですが、小さい力が大切な命や日々の生活を支えているのは紛れもない事実です。
便利さに比例して見えづらい物事を見る視力の解像度も上げていきたいものです。

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全体で見ると簡単ですが詳細に見ると一つ一つに思慮や労力がかかっています。

金仏壇、終盤。

こんばんは、達洋です。

私の日々のルーティーンは日により偏りはありますが半分はPC作業、残り半分は製作です。
コロナ前の時期はそれなりに多くの経営者とお話しする機会が多かったですが、都度言われたことがあります。
「製造は他に任せた方がいいよ」という言葉です。

分かります。分かるからこそ難題です。
今でも悩んでいます。
もっと多くを人に任せた方がいいのか。いや、ここでは現状任せられる条件を満たしていないというのは無しです。
満たしていたとして、任せるべきなのか。

弊社の理念より以前に大切なことがあり、それは「希望に応える」ということです。
毎日十数人、多い時で20名以上の方のご希望を聞き応対しています。
その気持ちが強いほど私は応えなければならないという使命感に駆られます。
大袈裟に言えば会社を運営する立場での正義感に近いものなのかもしれません。

おそらく「優しさ」の類では無いです。
大学時代に亡くなった祖母が幼い頃より伝えていた言葉があり、それは機会がある事に学生に伝えているのですが、それは「自分がされて嬉しいことをやりなさい」ということです。
素朴な意見ですが商売の基本なのではないかと思っています。

未だに結論には達していないのですが、応えられないことはいい意味で断る。 可能なことはできるだけ受け止める。
という曖昧な心境のまま止まっています。
これでも少し成長したのです。

若い頃はできないことでもできると言い、無理をして引き受け結果ケガをしたこともあります。
今は1人の身ではないですし、40代に入りましたのでしっかりと以前よりしっかり考えるようにしています。

なんともまとまりのない文になりましたが今日の日記はこれにて終了です。
明日もものづくり日和です。

吉田 達洋

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写真は金仏壇の障子骨を割っている様子です。

立夏のごあいさつ

こんばんは、達洋です。

大変な時期になり長期戦が続く模様ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は投稿こそ減りましたが、相変わらず日々ものづくりの毎日を送っております。

38年間生きてきて、これ程に春を感じないまま迎えた立夏は無かったと思います。

一人一人の関心と注意、今こそ島国日本の協調性と心の強さを共有し新型コロナウィルスという見えない相手と向き合う時なのだと思います。

こんな時でも私に出来ることは、必要としてくださる方々に 『ものづくり』 にてお応えすることです。
多くの経営者の方が運営が苦しく悲鳴をあげていると聞きます。

私も小さいながら一経営者ですので、気持ちが少しは分かっているつもりです。
ただ、こうした声を聞いてひとつ思うことは、今回の場合は国や他者に責任を押し付けても長期の改善は見込めないということです。

遅かれ早かれ自身の足で立ち上がり歩かなければなりません。
私は十数年前に父の意志を聞きサラリーマンを辞め、今の仕事に就き間もなく父が他界しました。
父が病に伏せた時期が長く、経営状態も最悪な状況からスタートしました。
年齢は20代半ばでしたが、この十数年を乗り越えたからこそ今があると思っております。

私の小さな頭で思いつくことは全て取り組み、リスクヘッジをし続けました。
会社経営では穏やかな波が続くことはありません。
いついかなる時も大きな波が来ることを想定していなければなりません。

新型コロナに限らず大きな波は常に起こりえます。
それは天災と同じく、簡単に誰かのせいに出来るものではありません。
会社の責任はあくまで経営者の責任です。
いつも通りの日々が送れなくなったからと言って簡単に手を出してお金をすがるわけにはいかないのです。

まぁ、もらえるものは当然もらいますけどね 笑
ただ、怒りの矛先を他者に向けることだけでは何も生み出さないと思っています。

長文、失礼いたしました。

今日は以前にラジオ出演させていただいた際のYOU TUBEの音声を掲載いたします。
静かにしている間に取り上げて頂いたメディアの更新がだいぶ溜まっておりますので、少しずつアップしていこうと思います。

それでは、皆様お体に気を付けてお過ごしください。

吉田 達洋

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BSNラジオ 近藤丈靖の独占ごきげんアワー ゲスト:(有)阿部仏壇製作所 代表 吉田 達洋

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今回は当社『おなまえ積み木』をメインに取り上げて頂きました。

阿部仏壇製作所47期が始まりました。

こんにちは、達洋です。

先月は決算月でしたので、妻の経理業務も慌ただしく私も締めを意識し納期を調整したりしていました。
お陰様で、前期は予定以上に黒字を残すことができました。

一年前の予測では横ばいでしたが、良い意味で予想を裏切りました。
これもお仕事のご相談をくださる多くの皆様のお陰と思っております。
運営が危うい状態で他界した亡き父がこれを知ったら、とても驚き喜んでくれるでしょう。
こんなにも多くの方々に必要としてもらえる会社になったこと、この感謝の思いを糧にこれからもひたむきにものづくりを進めて参ります。

今年の干支は亥ですね。
写真の猪に習い、猪突猛進。 真っすぐに進もうと思います。

吉田 達洋

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京都の護王神社(別名 いのしし神社)にて購入した、猪型の絵馬です。

当社『おなまえ積み木』ご好評です。

こんばんは、達洋です。

当社オリジナルの『おなまえ積み木』ご好評頂いております。
開発に6年以上の月日をかけましたが、ようやく必要とされる方々に届く時期を迎えました。

2018年9月に関しては例外とは思いますが、200セット以上のご注文を頂きました。
役員含め5人以下の企業にてプロパー製品としては、とても意味のある成績であったと思っております。

当社の製品は『ロングライフデザイン』をモットーとしており、必ず必要とされる方が居ることを前提としております。
先代の父親の理念は『限りなき職人技術を追求し、喜ばれる製品に喜びを』でした。
私の代ではそれは元より 『木のものづくりを通じて感謝の想いをつなぐ製品づくり』を大切にしております。

その想いが僅かに通じた結果と思っております。
その想いの究極は御仏壇です。
これに勝る想いはございません。

それを良い意味で砕き、多くの方々に伝わるように工夫したのが当社ブランド『KOUGI』であり、『nenrin』であり、『おなまえ積み木』です。

この感謝の想いを噛みしめ、今後も木のものづくりに精進致します。


阿部仏壇製作所 代表
吉田 達洋

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おなまえ積み木 https://minne.com/@kougi

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約7年掛けて育てたおなまえ積み木です。
オリジナルのフォントや素材に至るまで、全て自社で開発致しました。

老舗仏壇製造元として『生きる』ということ。

こんばんは、代表の達洋です。

死ぬ気で『生きる』。 私にとってそれはこの仕事に沿った自然な回答ですが。 それは自然に『生きる』ことです。この思いに付いてきてくれたのは妻と兄です。
大した覚悟が無いのであれば、日々の貴重な時間を無駄に費やすのではなく、自分らしいゆっくりとした時間を過ごすべきです。意地でも生きる。灰になるまで生きる。 生き抜いて目標を1歩でも達成する。 それだけのシンプルな生き方をさせてもらっています。

私は応えます。木を知る職人としてあなたらしさに。オンリーワンに。
木のものづくりを通じて、感謝の想いを 『つなげる』それが私の仕事です。


吉田達洋

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30年来の友人が送ってくれた写真。東京のお店にうちの商品が置いてあったとのこと。
他社さんを通じての販売だとしても、嬉しいです(^-^)

自身の仕事で生きるということ。

こんばんは、弟です。

今日は学びの発信です。
日々、朝から晩まで製造と営業の対応に明け暮れております。
ありがたいことに当社は製造スケジュールがいっぱいになる会社に育ちました。

その答えは『ありがとう』が実る会社だと思っております。
『ありがとう』を言い合える関係を気付き上げていけること。
更に言えば、自分がされて本心から嬉しいと思えることをやり続けること。
それが、仕事に対する誠意と感謝の表現です。

最近は中小零細企業の方々や、学生さんへのキャリア教育に貢献することが増えてきましたが、大切なのは1つだけです。
『ありがとう』を創造する会社になること。
その過程無しに現在はありません。
弊社にとっては『木のものづくり』を通じて、と言うことになりますが、多くに共通することだと思っております。

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新たな気持ちで前に進みます。

こんばんは、達洋です。
私事ではございますが、この終戦記念日に35才の誕生日を迎えました。
相変わらずバタバタと充実した日々を送らせてもらっていますが、1つの節目と言うことで気持ちを改め、更に前進していきます。

まだまだ暑い日が続きます。 汗をかきかき粉塵を浴びながら、更により良いものづくりの会社を育ててまいります。
これまでがそうだったように、これからも多くの方々にお世話になるのだと思います。
すぐに出来ることではありませんが、1つずつ恩返しをしていけるように態勢を整えていこうと思っております。

今後とも当社とKOUGIをよろしくお願い致します。

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最近よく、顔が父親に似てきたと言われます(^_^;

2016/8/13お盆。

こんばんは、達洋です。
2016年も無事にお盆を迎えることが出来ました。
今年は特に慌ただしくお盆休みを取れないため、妻の香那子と2人での墓参りとなりましたが、ちゃんと先祖に挨拶出来たことにホッとしております。

母方の吉田家はもちろん父の旧姓である阿部家、そして曾祖父にあたる鈴木家は私のルーツであり、現在の当社が存在するために決して欠かすことが出来ない過去です。
特に母方の祖母を今でも尊敬しており後生に伝えたいと思っている私は、話でしか聞いたことのない曾祖父母への感謝も大きいです。
真面目で頑張り屋で誰よりも優しく義理人情に厚かったおばあちゃんの思いを、私は必ずこの会社で引き継いで行きます。
またお正月まで(有)阿部仏壇製作所とKOUGIをよろしくお願い致します(^-^)

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いつもお世話になっている新潟市中央区西堀通りの泉性寺さま。

グッドデザイン参戦中です。

こんばんは、達洋です。
どんなことにも学びがあります。
行動しなければ学びは皆無です。
なぜなら、受け身で得た知識を活かすのは難しいからです。
純度の高い経験は、与えられるのではなくつかみ取っていくものです。

というわけで、今回ご縁を頂いてグッドデザインに応募しました。
リンクにアクセスすれば分かりますが、多くの方が見たことのある、あの『Gマーク』です。
今回は新潟の老舗、大橋洋食器様とのコラボ商品として出品させて頂きました。
結果はまだわかりません。
簡単にはねられるかもしれません。
しかしすでに、プレゼンテーションの機会や、それ以前に多くの学びを得ました。
スキルアップする機会を頂きました。

もし今回が認められなくとも、後悔はありません。
今できる精一杯をやったのですから。
法人である以上、きれいごとは通じません。
しかし、経験を活かす貪欲さは誰にも負けない思いがあるので、きれいごとでは終わらせません。
バックボーンがあります。
希少なお仏壇の製造元であることもそうですが、なにより亡き父の意志です。
父の残した言葉一つ一つを忘れたことはありません。
必ず良い物を、必用とする方々にご提供します。
名誉やブランドは、その次の価値です(^-^)

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晩酌や食事を楽しむためのプレートです。
日本の伝統的な工芸技術を感じながら心が豊かになるツールをご提案いたしました。

木育のこと。

こんばんは、達洋です。
弊社は65年の歴史があり、3代目の今では3本柱が整いました。
1,お仏壇をはじめとする祈りのご提案
2,KOUGI木材加工を主としたスタンダード製品もしくはオリジナル製品の開発と製造。
3,知育をベースとした、木を通じた学びのご提案。

今現在、取り組み始めているのは『3』の知育です。

私自身、木に触れて自然な加工を施すことで本当に多くの学びを得ました。
今こそ、それを皆さまに還元し、心豊かな木のある暮らしをご提案するときだと思っております。
何が正しい、何が間違い。
そんな押しつけがましいことや強引さは、私自身が嫌いなのでしません。
ただ、響く人に響いてほしい。
必用としてくれる方に必用とされたい。
それだけです。
木の香り、手ざわり、大らかさは、他の素材にマネできないものだと思っております。
こんなに慌ただしいながらも癒しを得ているのは、木の魅力のせいだと思っております(^-^)

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写真は妻の香那子とワークショップをしたときの様子です。
この頃に比べ、たくましくなりました。
今では私よりずっと、木の良さを伝える能力に長けています^^

木育インストラクターについて。


こんばんは、弟です。 当社は全国的にも珍しく、木材の加工をメインに行っている仏壇店であり、更には自社で木地から製作したお仏壇のみを販売しているという極々希なスタンスをとっています。 日本で売られているお仏壇のほとんどは海外製品ですし、国産だとしても県外産です。 詳しくはお近くの仏壇店にお聞きしていただければ分かります。 それを踏まえた上で、当社は「木育」に力を入れております。 木材に興味をもっていただき、新たな教養や木を通じて得る癒しを知っていただきたいからです。 当社は木を大切にし、木の可能性を信じております。 妻が木育を進める役割を自ら担ってくれました。 本当に嬉しいことです。 桧を削っているとき、妻は嬉しそうな顔をしております。 香りが良いからです。 桧の天然成分には人を癒す香りや手触り、防虫効果などが認められています。 これからも「木」を通じて大切なことをお伝えしていきたいと思っております。

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木枠、ひとつひとつ丁寧に。


こんばんは、弟です。 木枠は陰の存在。 木枠は縁の下の力持ち。 そもそも私のバックボーンは仏壇木地です。 完成しても塗られ金具を打たれ蒔絵を描かれる陰の存在。 だからこそ、長持ちすることを大切にします。 手を抜くところはそこじゃありません。 良い製品は、見えない努力から。 そう信じて日々、製作を続けております。

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