永代経札の木地。
こんばんは、弟です。
今日は会社にお友達が買い物に来てくれました。
友人へのプレゼントを選ぶだけの予定だったのですが、お茶を飲んで話をしていたら楽しくなってついつい長くなり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
難しい事を考えず、こうして話をしているだけでも元気が出るものです。
時々はこんな時間が必要だなぁと思いました(^-^)
さて、今日の写真はお寺様に納品する永代経札の木地、製作工程です。
『彫り札』と『書き札』と種類があり、当社の場合はそれぞれに全く方法が違います。
写真をいくつか掲載させて頂きます。
阿部仏壇製作所 http://www.ab.auone-net.jp/~abe-bu/index.htm
KOUGI 木の手作り雑貨 http://kougi.cart.fc2.com/
彫り札の下地に砥の粉を使用します。
水を適量合わせて練ります。
五葉松で製作した木の板に、手で擦り込んでいきます。
塗ったら乾燥させて、文字を書き、彫り師に文字と家紋を彫ってもらいます。
なめらかに仕上がりました。
塗り札の場合は少し手間がかかります。
二種類の合板を用い、プレスします。
木口(側面)をパテで目止めし、全体をヤスリで研ぎ上げます。
こうして強度高くなり、塗装もキレイに仕上がります。