亡き父の遺言
こんばんは、達洋です。
これまで祖母の言葉を綴る事は多くありました。
例えば『自分がされて嫌なことを他人にしてはいけない』などですね。
笑ってしまうくらい簡単な内容ですが商売の基本だと今も思っています。
父を亡くして10年以上経ちますが、これまでもキャリア教育等で伝えていた父の言葉はあります。
それは、近い人を大切にすること。
現在のネットワーク環境は誰にでも容易になり、匿名で好き勝手言える状況にあります。
遠い誰かに批判を伝えても大きく環境は変わりません。
たぶん虚しくなります。
本題に戻りますが父が教えてくれたことは『人を嫌いになってはいけない』という事です。
先に言いますが父は単純な性格でしたので誰かの受け売りだと思います。
それでも、これには真実味があり、なぜなら私も人だからです。
自分を愛せない人が他人を大切にできるでしょうか。
私は難しいと思います。
これは自分は楽をして他人様に苦労を強いることではありません。
他人様以上に努力をして背中を見てもらい、それに応える自身の価値や能力、尊さに気付いてもらいたいのです。
消えるのは簡単です。
だけれど、ありがとうの一言で満たされる命もあります。
私は企業という媒体を通じてそれを伝えることが使命だと思っています。
私は谷川俊太郎さんという詩人が、幼い頃から好きです。
是非作品のどれかをご一読ください。
人がいかに儚くそれ以上に尊いかを、ゆっくりとおしえてくれます。