金仏壇の魅力。
こんばんは、達洋です。
金仏壇は近年、扱いづらいという理由と現代の住まいの意匠に合わないという理由から嫌煙しがちです。
それらの多くは、粗悪な海外製品の流通に夜ものだと考えます。
コンクリート打ち出しの住まいにも金は合います。
直線的な設計の住まいにも合います。
金がうるさいと思われる大きな理由の1つは、純度の高い金箔を使用していないからです。
残念ながら純度の低い金箔でも『純金箔』と謳うことの出来る決まりがあります。
しかし、同じ純金箔でも含有率の差では天地の差があります。
純度の高い金箔は品があり、有機的です。
着色したような態とらしい金色ではありません。
その違いは、金仏壇全体の印象を変えます。
主に大手さんが蒔いてきた負の種が今開花してしまっています。
良い素材を良い製品に用いる。
お客様の目を欺こうとせず、ありのままを伝える。
これが今後必要な様子と捉えます。
私どもはそのスタンスを変えません。
匠の描く金粉蒔絵、おそらく100年後も美しいと言って頂けるでしょう。