年季の入ったスイッチボタン
こんばんは、達洋です。
今日の新潟は雨がしとしと降っておりました。
こんな天気の中ご来店下さったお客様もいらっしゃり、大変嬉しく思っております。
こんな日は空気が澄んでいるので研磨の作業が捗ります。
粉塵が多く舞う中、大小さまざまな製品の研磨作業を行いました。
ものづくりの日々が続く中、今日は年季の入ったスイッチボタンの写真をアップいたします。
最近お役目を終えた横切りという機械のスイッチです。
横切りは木工においてはとても重要な道具でこれまで長い間貢献してくれました。
おそらく50年ものですので、200万回以上はON/OFFを押された年代物です。
回路の端子が割れ、寿命がきました。
私ですら知らない創業の祖父の代、そして亡き父の代から、私の師匠、今では私の部下に至るまでものづくりに貢献してくれたと思うと感慨深いです。
これからも道具のメンテは欠かさず、また、道具の手入れがまだまだ未熟な私ですので練習を重ねていきたいと思います。
よき製品づくりによき道具あり、職人の腕はその少し下くらいかなぁと思っております。
いや、同等かな。
そんなことを思った春の土曜日でした。
吉田 達洋
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写真を見ただけで耳に正確なスイッチボタンの音が聞こえてきます。 経験ってすごい。