板戸の木地。
こんばんは、弟です。
今日はご連絡があり、2年前に御仏壇を納めさせていただいたお客様のお宅に行きました。
大きさは30代三方開き、とても造り込んだ仕様のものです。
2年ぶりに改めて御仏壇を見て、自社ながら感心します。
苦労をしてもこのやり方を続けようと、更に強く思いました。
兄にとっては特に思い入れのある御仏壇で、感慨にふけっていたようでした。
何より2年経ってもお客様がとても気持ちよく接してくださることに感謝します。
私らのような若輩者を慕っていただき、必要としてくださる。
ものづくりはもちろん大事ですが、納めてからが本当の意味での、人と人との付き合いなのだと改めて思います。
さて、今日は私が板戸の木地を作る過程を撮影したのでアップします。
阿部仏壇製作所 http://www.ab.auone-net.jp/~abe-bu/index.htm
完成品をパッと見るとただの板なのですが、実は複雑な造りをしています。
木地の選別も絶妙な部分です。