木材の現状。
こんばんは、弟です。
このところ木地の材料のことで、木材屋さんや大工さんなどに相談させていただき情報を集めているのですが、なにやら大変なことになっているようです。
新潟はおろか日本中の木地を扱う職人が大幅に減少し、且つ海外による大量生産の煽りで良質な原木が日本に入ってこないのです。
今まで当たり前のように使っていた材料がとても貴重になってきました。
需要と供給、日本と諸外国の発展。
果たして将来的に、本当の意味で国民のメリットになるのでしょうか。
市場や大手企業は、国民に対してどこまで透明でいられるのでしょうか。
職人としての問題とは別に、私はとても不安です。
とにかくそれに伴って、新しい材料の使い方を急いで研究しなければなりません。
オーダーメイドの良質な製品を作ることは変わらず根底にあり、その上でお客様のニーズに沿った長期的に安心できるデザインを提案をしていかなければなりません。
今日の所はなんとか原木が手に入ったので一安心しましたが、兄と相談してこの会社の進路を相談する必要がありそうです。
少なくとも分かっていることは、先代の父が数十年続けてきたやり方ではもうできないということです。
これを機にこれまでよりも新潟に必要な会社でいられるよう努力しますので、応援をよろしくお願いいたします。
近々丸太を裁きますので、その時写真をアップしたいと思います。
阿部仏壇製作所 http://www.ab.auone-net.jp/~abe-bu/index.htm