いいこと、二つ。
こんばんは、弟です。
今日は良いことが二つありました。
一つは製材した3本の丸太の内、1本がかなりの当たりだったことです。
丸太を仕入れるのは賭け事のようなもので、割るまで完全な見極めができません。
経験値の高い人の勝ちです。
私のような若輩者には、原木の状態でどこまで良い材料なのか、僅かしか予想がつきません。
これで来年の材料をひとまず確保できたことに一安心しました。
そしてもう一つは、珍しい来客があったことです。
彼はまだ若く、藤原竜也似の男前でした。
はてと思い尋ねると、「彫り師になりたい」と彼。
驚き、また嬉しくなりました。
しかしこんな日に限って普段に増して来客や電話のラッシュ、あまり言いたいことを伝えられぬまま気を使い帰ってしまい悪いことをしました。
もしこの記事を見ていたら、またご連絡ください。
何かできることがあれば報告したいので、よろしくお願いします^^
良い材料に出会い、真面目で好感のある青年に出会い、今日は特別良い日でした。
余談ですが彼が帰った後、電話も来客もピタッと止みました。
そんなものです。
では製材の様子を撮影したのでアップします。
阿部仏壇製作所 http://www.ab.auone-net.jp/~abe-bu/index.htm
先代から長いことお世話になっている、隣の荒井材木店さんです。
木口に墨をして割る手順を考えます。
経験豊富な荒井さんに、いつも勉強させてもらっています。
荒井さんの製材はかなり正確です。
一本の木には部位によって様々な性質がありますが、こちらの望み通りに適材適所に合わせて裁いてくれます。